Free【週間ダイジェスト】10月3~9日

▽中嶋氏が再選
 任期満了に伴う今別町長選は3日、投開票が行われ、現職の中嶋久彰氏(66)=無所属=が前職の阿部義治氏(71)=同=を破り、再選を果たした。投票率は2017年の前回を0・25ポイント上回る88・56%。

 ▽18地点で10月の観測史上最高気温
 青森県内は4日、高気圧に覆われ、各地で気温が上昇。青森地方気象台によると、三沢で29・1度、十和田で27・8度となるなど、県内23地点中18地点で10月の観測史上最高を記録した。

 ▽単年度欠損が1億超
 青森県は5日の県議会総務企画危機管理常任委員会で、第三セクター「シィライン」が運営する青森市―佐井村間の離島航路について、近年の単年度欠損額が1億円超に上っていると明らかにした。委員からは「むつ湾フェリー」の蟹田(外ケ浜町)―脇野沢(むつ市)航路との一体運用を求める声も上がった。

 ▽階上で震度5強
 6日午前2時46分ごろ、岩手県沖を震源とする地震があり、階上町で震度5強、八戸市や南部町で震度5弱を観測した。震源の深さは56キロ、地震の規模はマグニチュード(M)5・9と推定。青森県内では八戸市と東北町で計2人がけがしたほか、同市で公立小中学校66校が臨時休校となった。青森地方気象台によると、県内で震度5強以上の揺れを観測したのは15年2月以来。

 ▽馬専用と畜場など整備へ
 十和田食肉センターの民営化により、同センターでの馬のと畜が中止される見通しとなっていることを受け、五戸町内の民間事業者などは6日、「食肉振興クラスター協議会」を設立し、馬専用のと畜場や畜産物加工施設の整備などを盛り込んだクラスター計画を策定した。23年3月までの完成を目指す。

 ▽飯田養豚場(横浜)など受賞
 農林水産省は6日、21年度農林水産祭の畜産部門で、横浜町の養豚業「飯田養豚場」が、日本農林漁業振興会会長賞を受賞したと発表した。家族労働による優良な経営体制などが評価された。林産部門では二戸市の山林用苗木生産者の大森茂男さんが、内閣総理大臣賞を受賞した。

 ▽貨物船完全撤去は23年夏か
 八戸港沖で貨物船「クリムゾン ポラリス」が座礁し、油が流出した事故で、船主サイドは8日、現場に残る船尾側や積み荷の完全撤去が、23年8月ごろまでかかるとの見通しを明らかにした。船体撤去の完了は22年10月末を見込んでいる。

 
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