Free質問や提案、積極的に 洋野の児童、生徒が町議会を模擬体験

子ども議員は町活性化などについて堂々と質問、提案した
子ども議員は町活性化などについて堂々と質問、提案した

洋野町内の児童、生徒が町議会を模擬体験する「第4回ひろの子ども議会」(町教委主催)が12日、町役場種市庁舎議場で開かれた。子ども議員は、閉校後の校舎活用方針や環境保全、町活性化について理事者側へ堂々と質問や提案をし、議会の役割や町の将来へ関心を高めた。

 町内の全小中学校から代表の児童、生徒1人ずつ計11人が参加し、一般質問では3グループに分かれて登壇した。

 来年3月末に閉校する町立向田小の活用方針について、「自然を活用した釣り堀、教室をリフォームした宿泊施設にしては」と提言。水上信宏町長は「地域の皆さんと相談しアイデアをもらいながら、多くの人に喜んでもらえる方法を検討したい」と答弁した。

 そのほか、「森と海を守る植林体験増について」「水質向上のため町特産の木炭を使う取り組みへの考えは」「コロナ終息後に町立小学校の交流学習を」などと積極的に発言した。

 町立向田小5年の太内田日菜子さん(11)は「質問をまとめるのは大変だったが、(閉校後の校舎について)水上町長が前向きに答えてくれて安心した」と話した。

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