Free野辺地七戸道、評価手続き着手/国交省

下北縦貫道 野辺地七戸道路の概略ルート
下北縦貫道 野辺地七戸道路の概略ルート

むつ市と七戸町を結ぶ下北半島縦貫道路(全長約68キロ)の整備で、国土交通省は25日、未着手区間の野辺地町と七戸町を結ぶ国道4号バイパス「野辺地七戸道路」(7・1キロ)の「新規事業採択時評価手続き」に着手したと発表した。同省によると、この手続きに着手した事業は次年度予算でほぼ予算措置されており、2022年度の新規事業化に期待が高まる。

 野辺地七戸道路は下北縦貫道の未着手区間の一つで、同省が19年度から計画段階評価を進めるための調査に着手。東北地方整備局の社会資本整備審議会(社整審)道路分科会東北地方小委員会は21年6月、国道4号の西側に片側1車線のバイパスを新設する方針をまとめた。

 区間は起点が下北縦貫道野辺地インターチェンジで、みちのく有料道路と接続する県道後平青森線「後平バイパス」が終点となる。設計速度は時速80キロ。整備費は概算で280億~310億円。

 同省によると、新規事業採択時評価手続きでは県への意見照会のほか、3月中に社整審道路分科会小委で事業の妥当性や必要性を審議する。評価結果は同月下旬に公表予定。22年度政府予算案の国会審議を経て、予算化が決まる運び。

 野辺地七戸道路が完成すれば、上北自動車道天間林道路の(仮称)天間林2インターチェンジ(IC)とも接続。高規格ネットワークの形成で、県都青森市と県南地方、下北地方の相互アクセスが向上する。観光振興のほか、防災力強化も期待される。

 三村申吾知事は「新規事業化候補箇所となったことは喜ばしい。今後は意見聴取の照会文書の内容を確認し、速やかに回答したい」とのコメントを出した。

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