Free知野君(小中野小)が最優秀賞 全国から応募、発明アイディアコン

最優秀賞を受賞した知野和仁君
最優秀賞を受賞した知野和仁君

八戸市少年少女発明クラブ(井上貫之会長)に所属する、市立小中野小3年の知野和仁君(9)が「第4回樫尾俊雄発明アイディアコンテスト」の低学年の部で最優秀賞を受賞した。知野君は「最優秀賞を受賞できてとてもうれしい」と笑顔を見せた。

 樫尾俊雄発明記念館(東京)が主催。発明による社会貢献の喜びを次世代に伝えることを目的に、全国の小学生を対象に行っている。本年度は全国19都道府県から174作品の応募があり、高学年5人、低学年5人の計10人が最終選考に進んだ。

 知野君が考えた「みんな安心ゴンドラ君」は、家や病院で寝たきりの人や隔離されている人が、自由に出掛けることができるゴンドラ。新型コロナウイルス感染や病気などで心がつらくなっている人にリフレッシュしてほしい―という願いを込めて考えた。

 8日、市庁を訪れた知野君は熊谷雄一市長と伊藤博章教育長に受賞を報告した。熊谷市長は「苦しんでいる人に対する思いやりの気持ちが素晴らしい。これからも、アイデアを実現するんだという気持ちを持って頑張ってほしい」と激励した。

 取材に対し知野君は「発明することが好きで楽しい。これからも人の役に立つことを考えたい」と話した。

 
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