Free三戸郡唱歌をCD化「詞の良さや魅力感じて」/柏崎コーラスクラブ

小林眞八戸市長(右から2人目)にCD完成を報告する江刺家一弘さん(左)ら
小林眞八戸市長(右から2人目)にCD完成を報告する江刺家一弘さん(左)ら

八戸市の柏崎コーラスクラブ(桜田壽子=ながこ=会長)は、初代八戸町長の稲城篤實(あつみ)が書いた「三戸郡唱歌」にメロディーを付けたオリジナル合唱曲をCD化した。6日、桜田会長らが市庁を訪れ、これまでの活動を小林眞市長に報告した。同クラブの江刺家一弘副会長は「先人の残した遺産に脚光を浴びせることができた。詞の良さや魅力を再認識してほしい」と話している。

 1911年の三戸郡誌に収められていた「三戸郡唱歌」を江刺家副会長が発見。旋律がなかったことから、同クラブの指導者を務める三浦千鶴子さんが作曲し、曲を復活させた。

 CD化に向け、同クラブのメンバーが昨年11月ごろから練習を始めた。今年5月26日に約30人で収録を行い、6月にCDができた。

 この日は桜田会長と江刺家副会長、三浦さんの3人が市庁を訪れ、活動内容を報告した。小林市長は「詞の内容が素晴らしい。復活させた取り組みに感動している」とたたえた。

 
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