Free北奥羽の地名【花水河原】/どんな由来?

【花水河原=はなみずかわら】
 八戸市の新井田川を上流に向かって行くと、石手洗団地の対岸に「花水河原」という地名がある。川沿いにささ竹や漆などが生え、自然豊かな場所として知られる。

 「大館村誌」によると、「花水」という地名は、かつて河原付近で湧いていた泉に由来。タカ狩りに出掛けた八戸の殿様が、喉が渇いて泉の水を口にした際、カエデの花がほとりに咲いていたのを見て「これこそ花水だ」と褒めたことから、呼ばれるようになったとされる。

 現在は、川沿いの一帯が新井田川(花水河原)河川公園として整備されている。朝夕には、犬の散歩がてらに立ち寄る市民や、バスケットゴールの下で練習に励む子どもの姿などが見られる。

 ※ネット連載

 
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