Free「スマート農業」で農商工連携 付加価値高い大豆を栽培、商品化へ/十和田・地元企業や三農高

農業用機械を使って大豆の種まきを体験する生徒=2日、十和田市
農業用機械を使って大豆の種まきを体験する生徒=2日、十和田市

最先端技術を応用した「スマート農業」を推進するオプティムアグリ・みちのく(青森市、速水一仁代表)は2日、十和田市で青森県立三本木農業高(遠藤剛校長)や地元企業などと協力した農商工連携プロジェクトを始めた。ドローンや人工知能(AI)を活用して付加価値の高い大豆を栽培し、オリジナルの納豆の商品化を目指すほか、スマート農業に携わる人材育成にもつなげたい考え。
 昨年から同社とスマート農業を用いた大豆生産に取り組む、十和田アグリ(同市、竹ケ原直大代表)や、太子食品工業(三戸町、工藤茂雄社長)、地元農協などが参加。同校の農業経済科2年の農産物流通研究室メンバー10人も関わる。
 プロジェクトでは、病害虫防除の際にドローンで畑の画像を撮影し、AIで被害状況を解析。ピンポイントで農薬を散布するなどし、農薬使用量を抑えた大豆を栽培する。太子食品工業が商品化に当たり、来春の販売を目指すという。
 2日は同市三本木野崎にある十和田アグリの約2ヘクタールの畑で種まきを行った。生徒も農業用機械を使って、作業を体験した。
 収穫は10月で、2~3トンの収量を見込む。同校の柏田拓未(たくみ)さん(17)は「AIなどを利用することで、どれだけ簡単に農作業ができるのか勉強したい」と話していた。