Free青森県産牛 給食で無償提供 7月以降、県内小中などに

青森県は、新型コロナウイルスの感染拡大で消費が落ち込んでいる県産牛肉を学校給食として無償提供する事業を実施する。県内の小、中学校と県立養護学校約430校が対象で、本年度内に1人当たり100グラムの牛肉を計3回程度食べられる見込みだ。提供時期は7月以降となる。
 11日発表の2020年度一般会計補正予算案に県産牛肉の購入費用などとして2億8381万円を計上。国の全額補助を受ける。
 県畜産課によると、高級食材の牛肉は外食産業の営業自粛などで在庫が増加し、県産牛の枝肉価格と子牛市場価格が下落している。学校給食として県産牛肉を無償提供することで在庫を適正な量に戻しつつ、児童・生徒に県産牛肉のおいしさを知ってもらい、消費拡大を目指す。
 県内の食肉卸売業者が、給食を提供する学校と給食センターに県産牛肉を無償提供。その業者に対し、県の補助を受けた県食肉事業協同組合が購入代金を支払う仕組みだ。献立は各学校、各給食センターがそれぞれ独自で作る。
 同課は県内のブランド和牛や牛肉の栄養価などをまとめた児童・生徒向けのリーフレットを今秋ごろまでに作成、配布する予定。
 豊澤順造課長は「牛肉の価格安定を目指しながら、多くの子どもたちに県産牛肉の魅力を知ってもらう機会になれば」と話した。