Free家族と一緒に朝ご飯 子どもの幸福度高く/岩手県生活実態調査

家族と一緒に朝ご飯を食べる子どもは、幸福感も高い―。岩手県がまとめた子どもの生活実態調査報告書で、こんな傾向が明らかになった。
 調査は2018年8月、県内の小学5年、中学2年の全児童生徒と保護者を対象に無記名で実施。88・6%から回答を得た。
 報告書によると、自分が「幸せだと思う」と答えた、小学5年の児童5582人のうち、大人の家族と朝ご飯を一緒に食べるかを尋ねる問いに「よくある」と答えたのは3599人で、64・5%を占めた。
 一方、「幸せだと思わない」と答えた児童463人の中で「よくある」と回答したのは49・7%の230人で、半数以下にとどまった。
 中学2年では、自分が幸せだと思う生徒5632人のうち「よくある」と答えたのは、56・0%の3154人。これに対し、幸せだと思わない生徒577人の中で同じ回答をしたのは35・4%に当たる204人で、幸福感の高い生徒の割合を20ポイント以上下回った。
 また、幸せだと思わない中学2年の23・2%は、大人の家族と朝ご飯を一緒に食べることが「まったくない」と回答した。
 調査結果を受け、県は「保護者が子どもと一緒に朝ご飯を食べる時間を持てるよう、仕事と子育ての両立を支援する必要がある」と課題を挙げた。朝食を含めた、望ましい食習慣の形成に向け、子どもと保護者への食育推進などにも力を入れる方針だ。