Free【新型コロナ】漆染めマスクいかが 二戸市商工会青年部が市に寄贈「二戸らしいもの」

漆染めマスクを受け取った藤原淳市長(右から3人目)と阿部晃太部長(同4人目)ら二戸市商工会青年部のメンバー
漆染めマスクを受け取った藤原淳市長(右から3人目)と阿部晃太部長(同4人目)ら二戸市商工会青年部のメンバー

新型コロナウイルスに関する二戸市への支援として、市商工会青年部(阿部晃太部長)は1日、漆の原木のチップを活用して染める「漆染め」の布マスク500枚を市に寄贈した。
 マスクを作ったのは、同青年部の小軽米健太さんが代表を務める就労継続支援B型事業所「Potora Garden(ポトラガーデン)」(同市)の利用者ら。青年部が500枚購入し、市に贈った。
 この日、市役所で行われた贈呈式で藤原淳市長は、「新型コロナウイルスの被害を受けているだろう経営者の皆さんが寄付してくださり、ありがたい。今後も若い人が元気を出して商店街を引っ張っていってほしい」と謝辞。阿部部長は「青年部として二戸らしいものを贈りたいと考えた。予防をはじめ、市民の方々に活用してもらいたい」と述べた。
 市は市役所本庁舎と浄法寺総合支所で5日から、寄贈された漆染めを含めたマスクの無料配布を始める。対象者は通院や介護などで人との接触が避けられず、マスクの入手が困難な市民。
 このほか、漆染めマスクの一般販売もしている。問い合わせは、ポトラガーデン=電話0195(26)2363=へ。6日までは休業している。
漆染めマスクを受け取った藤原淳市長(右から3人目)と阿部晃太部長(同4人目)ら二戸市商工会青年部のメンバー

 
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