Freeたくましい漁師、カードに 青森県、水産物販促に活用へ

青森県が作成した「あおもりの肴漁師カード」(県提供)
青森県が作成した「あおもりの肴漁師カード」(県提供)

青森県は県内の漁師を撮影してトレーディングカード風に仕上げた「あおもりの肴(さかな)漁師カード」を作成した。水揚げ作業で鍛え上げた漁師のたくましい姿をPRするとともに、県産水産物に関心を高めてもらう狙い。県は今後、カードを活用した販売促進活動に力を入れる方針だ。
 カード作成に携わった県水産振興課の油野晃主幹によると、県産品PRイベントで掲示している漁師のポスターを見た女性客から「ほしい」との声が寄せられたことから、手に取りやすいサイズにしようと、ポスター用の写真でカードを作る発想に至った。
 同課の木村紀昭技師がデザインを担当し、漁師の名前をローマ字で表示。カード右下に漁師が働く地域を地図で示した。20~50代の漁師が登場する全9種類のカードは非売品で、イベントなどで配布する。
 昨年12月に東京都内で実施した県産品PRイベントでカードを初めて配布した際には、女性客から「かっこいい」と好評を得たといい、用意した90枚は全て配り切った。油野主幹は「県外の人にも興味を持ってもらえてうれしい。汗を流す生産者にも注目してもらえたら」とアピール。県は今後、カードの種類を増やすという。
 シジミやシラウオ漁を手掛ける小川原湖漁協の濱田正幸さん(49)は、自身がカード化されたことについて「驚いたが、県産水産物を知ってもらうためのきっかけになれれば」と話した。