Free求職者と9農協を橋渡し、青森県中央会が支援センター開設

青森県JA農業労働力支援センターのポスター(青森県農協中央会提供)
青森県JA農業労働力支援センターのポスター(青森県農協中央会提供)

青森県農協中央会(阿保直延会長)は、新たに「青森県JA農業労働力支援センター」を開設し、県内農業の労働力不足の解消を進めている。各農協で求人条件が合わなかった求職者の情報を他の農協へ紹介し、求人と求職者のマッチング率を上げる考えだ。県農協中央会は今後、同センターを通じて、県の農業求人サイトの活用や外国人材の雇用などに取り組み、有効な人材確保に力を入れる。
 同センターは県農協中央会から専任職員と管理者計2人を配置し、2月3日に開設された。県内の農協で求職者情報を共有する取り組みは、無料職業紹介事業として、八戸、十和田おいらせなど県内9農協と連携して行う。
 県農協中央会の担当者によると、各農協からの求人だけでは求人数自体が少なく、「労働時間や時期が合わない」「通勤距離が遠い」など求職者の条件が合わないことが多かったという。具体的な数字は公表していないが、19年4月から20年1月末までのマッチング率は4割程度にとどまっている。
 また、同センターは、県の農業労働力求人サイト「あおもりの農作業の上手い人たち」の活用推進を図るほか、外国人材を受け入れる団体との連携を進めるなど、さまざまな人手確保対策に取り組む。担当者は「求職者と各農協との橋渡し役となって、青森の農業を盛り上げたい」と話した。
 同センターに関する問い合わせは、県農協中央会農業対策部農業支援課=電話017(729)8762=へ。