Free久慈「広域道の駅」 23年春開館

最優秀提案者の企業グループが示した広域道の駅の完成予想図
最優秀提案者の企業グループが示した広域道の駅の完成予想図

久慈、洋野、野田、普代の4市町村が三陸沿岸道路久慈北インターチェンジ(IC)付近の久慈市夏井町に整備する「広域道の駅」について、宮城建設(久慈市)と総合サービス業シダックス(東京)の関連会社などでつくる企業グループが、建設と運営を担うことが10日、分かった。2021年秋ごろ着工予定で、23年春のオープンを目指す。
 同日、市役所で開かれた4首長で構成する久慈広域行政研究会の会合で明らかになった。有識者らによる委員会が、応募があった同グループを最優秀提案者に決定。募集は1グループのみだった。
 代表企業の宮城建設は建設を担当。道の駅サーモンパーク千歳(北海道千歳市)の運営などでノウハウがあるシダックス大新東ヒューマンサービス(東京)は運営と維持管理を担う。他の構成企業は、設計を行ういずれも久慈市の久慈設計久慈と藤森測量設計。
 企業グループの提案によると、外観は木材を多めに使った南部曲がり屋風のL字型で、魚介類や野菜の物販・加工施設、フードコート、大型遊具のあるキッズコーナー、バーベキュースペースなどの機能を持たせるほか、久慈広域の玄関口として4市町村の情報を発信する。
 整備事業では、設計や建設、運営を民間に一括して委託する「DBO方式」を採用。契約金額は用地取得費を除く施設整備費12億5785万円、10年間の指定管理料3億7570万円を見込む。今後、企業グループと基本契約を締結し、設計に入る。
 遠藤譲一市長は「3月1日には久慈北道路が開通する。好機と捉え、開通効果を地域に引き込む施設にしたい」と述べた。