Free朝のニュースダイジェスト(6月3日)

【24年問題・北奥羽の畜産業にも影】
 物流の「2024年問題」は、北奥羽地方の主要産業である畜産業の振興に影を落とす。特に地場の輸送は、八戸港に立地する国内有数の配合飼料生産基地・八戸飼料穀物コンビナートを供給拠点に、畜産農場の間を1日何回も往復しており、運送事業者は「拘束時間や残業時間が厳しい」と苦慮している。

 【福島プロ初勝利・家族らが祝福】
 プロ野球・日本ハムの福島蓮投手(21)=八戸市出身、八戸西高出=が2日、プロ初勝利を挙げ、力投を見守った家族や高校時代の恩師からは「おめでとう」「ナイスピッチング」と祝福の声が上がった。

 【「消滅可能性」報告書に反発の声】
 青森県などが2日開いた国会議員への重点施策提案の説明会で、4月に若年女性の減少数を基に全国の自治体を「消滅の可能性がある」とした民間組織「人口戦略会議」の報告書に反発の声が相次いだ。

 【がん経験者ら温泉楽しむ】
 乳がんなどの経験者に、術後の傷や治療による脱毛を気にせずに温泉を楽しんでもらおうという取り組みが徐々に広がりを見せている。兵庫県の団体が先月、青森市の浅虫温泉でイベント「乙女温泉」を開催。青森県内外から女性約25人が参加し、入浴や食事を通じて思いを分かち合った。

 【三沢・三川目小で最後の運動会】
 本年度末での閉校が決まっている三沢市立三川目小で1日、最後の運動会が行われた。同校伝統の「海鳴り太鼓」を演奏。児童たちは息の合ったばちさばきで力強い音を響かせ、学校や地域への感謝の思いを表現した。

 
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