Free朝の冷え込み、霜に注意 青森県が臨時農業生産情報

青森県「農林水産力」強化本部は1日、朝の冷え込みで霜が降りる恐れがあるとして、臨時農業生産情報を出した。特にリンゴなどの果樹の開花期は最も低温に弱い時期となることから、被害の未然防止や軽減を呼びかけている。

 ▽水稲=ハウス育苗では、保温資材で被覆するか暖房器具で加温する。排水良好なトンネル育苗では、保温資材で二重に被覆するか育苗箱の肩の高さまで水を張る。霜害を受けた場合は速やかに苗に散水する。

 ▽野菜・花卉(かき)=ハウス栽培では保温資材で被覆するか暖房器具で加温。トンネル栽培では保温資材で二重に被覆する。露地栽培はべたがけ資材で被覆する。被害を受けても回復の見込みがある場合は、早急に葉面散布材などを散布する。

 ▽リンゴなど果樹=防霜ファンの始動温度を2度に設定し、著しく低温になった場合は燃焼法を併用する。燃焼法は気温が0度になったら燃焼資材に点火する。開花期間中は結実量の確保のため、人工授粉を丁寧に行う。ブドウの無加温ハウスでは暖房器具で加温する。

 
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