Free健康祈り「鬼は外、福は内」 3日は節分

「鬼は外、福は内」。鬼に向かって豆粒状にした新聞紙を投げる子どもたち=2日、八戸市
「鬼は外、福は内」。鬼に向かって豆粒状にした新聞紙を投げる子どもたち=2日、八戸市

3日の節分を前に、八戸市の認定こども園尻内保育園(小笠原出園長)で2日、豆まきが行われた。子どもたちが新聞紙を丸めて作った“豆”を鬼に投げ、健康で過ごせるよう祈った。

 子どもたちに節分行事を楽しんでもらおうと、同市の八食センターが「鬼の出前」として毎年、子ども園などを訪問。1、2日に市内の計6園を回った。

 同園では、0~6歳の園児83人が参加。鬼が突然現れると、泣き出す子もいたが、「鬼は外、福は内」のかけ声で豆をぶつけ、懸命に立ち向かった。

 最後は降参した鬼に手を差し伸べて仲直り。一緒に歌って楽しんだ。

 寺戸修莉ちゃん(5)は「豆をいっぱい投げて楽しかった。最後は仲良くできた」と笑顔。佐々木知沙音ちゃん(6)は「泣かなかった。自分の中の鬼をやっつけられた」と満足げだった。

 
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