Free「攻めの気持ちで戦う」全国大会へ闘志 県南女子中学バスケチーム 

チーム名の頭文字「N」のポーズで全国大会での活躍を誓うNEXUSのメンバー
チーム名の頭文字「N」のポーズで全国大会での活躍を誓うNEXUSのメンバー

1月4~6日に名古屋市で開かれる「第12回U15クラブバスケットボールゲームス」に、青森県南地方の女子中学生が所属する15歳以下のクラブチーム「NEXUS」が、県代表として出場する。大島穂音主将(八戸市立江陽中3年)は「笑顔、元気、明るさ、という私たちらしさと、攻めの気持ちを忘れずに戦いたい」と力を込める。

 NEXUSは2021年創設。八戸、三沢、南部、三戸、六ケ所各市町村の小学3年~中学3年の女子計40人が所属し、八戸市内を拠点に週3回程度、練習を重ねている。

 県内の15歳以下のクラブチームは、年間を通してリーグ戦を実施。男女の上位各8チームによる県代表決定戦が昨年11月25、26の両日、東北町で開かれた。NEXUSは決勝戦で接戦を勝ち切り優勝。チーム初となる全国大会への切符をつかんだ。


 NEXUSは選手全員が1対1で攻める能力が高く、どこからでも得点できるのが強み。昨年の県代表チームが1回戦を突破していることから、大島主将は「2回戦以上に進むことを一つの目標とし、優勝を目指す」と意気込んだ。

 初戦の相手は七尾DACHS(石川県)。NEXUSの代表を務める住沢和宏さん(47)は「全力で楽しんで、その結果として勝利が付いてくれば」とエールを送る。

 選手らは26日、八戸市、南部町を訪問し、首長らに健闘を誓った。

 
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