Free朝のニュースダイジェスト(6月28日)

【八戸港にイルカとみられる生き物1頭】
 八戸市沼館4丁目のショッピングセンター(SC)シンフォニープラザ沼館に近い第一工業港で27日、イルカとみられる生き物1頭が見つかった。灰色でかま状の背びれのようなものを水面から何度ものぞかせ、一帯をゆっくりと遊泳。日中は目撃情報が相次いだが、夕方には姿が見えなくなった。思わぬ珍客に、目撃者は「迷い込んだのかな」と心配そうに行方を見守った。

 【三村青森県知事きょう退任】
 青森県政で史上最長の5期20年にわたり知事を務めた三村申吾氏(67)は28日、任期を満了して退任する。農林水産業や観光振興を先頭に立ってけん引し、県財政の立て直しにも手腕を発揮した。同日は退任会見や県職員らによる退庁時の送別式などが行われる予定。29日には先の知事選で初当選した宮下宗一郎氏(44)が新知事に就任し、「青森新時代」を掲げて県政運営をスタートさせる。

 【久慈市に地元産木材を使ったローソン開店】
 コンビニのローソン(東京)は27日、地元産木材を使った店舗としては東北地方初となる「ローソン久慈川貫店」を、久慈市川貫第6地割の国道281号沿いにオープンさせた。

 【南部町の木質バイオマス発電所の起工式】
 南部町の「曽我バイオマス発電」(曽我浩昭代表)が同町椛木陣場に建設する木質バイオマス発電所「椛木発電所」の起工式が27日、現地で開かれ、関係者が工事の安全を祈願した。

 【ジュノハートを香港へ試験輸出】
 青森県は本年度、サクランボの独自品種「ジュノハート」の香港への試験輸出を初めて行う。輸送の実証のほか、現地バイヤーを対象にした試食会、百貨店でのテスト販売を通し、将来的な輸出の可能性を探る。28日から1週間程度、店頭などに並ぶ予定。

 
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