Free来場100万人達成 六ケ所の「六旬館」

くす玉を割って100万人達成を祝う関係者
くす玉を割って100万人達成を祝う関係者

六ケ所村の特産品販売所「六旬館」の来場者数が28日、2018年4月のオープン以来、約5年間で100万人を達成し、施設を運営する村観光協会(及川次夫会長)が記念セレモニーを開いた。

 青森県内外からの来村者にとって憩いの場となってきた同施設。同村鷹架道ノ下の国道338号尾駮バイパス沿いに、村が交付金も活用し約7億2400万円かけて整備した。

 地場の長イモ、ジャガイモ、ネギ、山菜など生鮮食品を格安で販売。塩ウニやホッケ、ヒラメといった海産物、それらの加工など計600品目を扱う。飲食コーナーは、自家製麺の「戸鎖手打ちそば」が人気だ。

 及川会長は取材に「7、8年で100万人に届く算段だったが、思ったより早かった」と満足げ。「村の生産者が販売できる場所を提供したいと整備した。地場産品販売はもちろん、新たな雇用も生まれて良かった」と手応えを語った。5年間の売り上げは右肩上がりで、コロナ禍の影響も少なかったという。

 100万人目となったのは、買い物途中に訪れたむつ市の英語・日本語講師の髙島明音あかねさん(29)。戸田衛村長、及川会長ら関係者と一緒にくす玉を割った髙島さんは「何をやるんだろうと見ていたら100万人目と聞いてびっくり。手作りのカバンや服のコーナーが好きです」と笑顔で話した。

 記念品として施設に並ぶ5万円相当の各種商品が贈られた。

 
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