Freeピッタリ、菜の花もツツジも GW、後半に突入

一面に咲き誇る菜の花畑=2日、横浜町大豆田地区

3日からゴールデンウイーク(GW)後半が始まる。青森県南地方では、駆け足で通り過ぎた桜前線に続き、GWに照準を合わせたかのように、色鮮やかな花々が見頃を迎えている。

 黄色の“じゅうたん”

横浜町では、町内全域の菜の花がほぼ満開。2日、菜の花フェスティバル(20、21日)の主会場となる大豆田地区の約1・5ヘクタールの畑には、大勢の観光客が訪れ、一面に広がる“黄色いじゅうたん”の中で散策を楽しんだ。

 青森市から父親と共に訪れた小笠原昊志ちゃん(4)は「こんなにたくさんの菜の花を見るのは初めて」と、自分の背丈ほどに成長した花に目を丸くした。

見頃を迎えた天王神社のツツジ=2日、七戸町

 山の斜面真っ赤に

七戸町の天王神社では、約500本のツツジが満開となり、山の斜面全体を赤く染めている。天王つつじ園保存会の米内山隆さん(73)によると、例年より2週間ほど早く開花し、一斉に咲きそろった。見頃は10日ごろまで続くという。

 2日、おいらせ町から夫婦で訪れた工藤芳信さん(71)は「3年ぶりに訪れたが、今年は最高にきれい。最近まで人混みを避けていたので、心がウキウキした」と目尻を下げた。

 天王つつじまつりは14日まで。期間中は毎日午後6時から同9時までライトアップが行われる。

 青森地方気象台によると、県内は3、4日とも晴れ時々曇りの予報で、4日は夏日となる所がある見込み。

 
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