Free朝のニュースダイジェスト(4月27日)

【一部除きインフル同様の扱いに】新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、5月8日に「2類」から「5類」に引き下げられるのに伴い、青森県は26日、5類移行後の医療提供体制などを明らかにした。県による宿泊療養施設や無料の検査事業、食品セットの配布など自宅療養者サポートは終了。無料だった診療費や入院費が患者の自己負担となる。保健所など行政が積極的に関わる特例的な体制は役割を終え、今後は一部を除き、季節性インフルエンザ同様の扱いとなる。

【大型客船、約3年半ぶり入港】郵船クルーズ(横浜市)の大型客船「飛鳥2」(総トン数5万444トン)が26日、八戸港に寄港した。客船の入港は2019年9月以来、約3年半ぶりで、新型コロナウイルス感染拡大後は初めて。あいにくの雨天となったものの、乗船客が八戸市の種差海岸や十和田湖・奥入瀬渓流エリアへ観光に繰り出し、自然豊かな地域の魅力を体感した。

【3月の宿泊者数、前年比40%増】青森県は26日、3月の観光統計調査(速報値)の結果を公表した。県内主要宿泊施設(75カ所)の延べ宿泊者数は前年同月比40・0%増の17万188人で、新型コロナウイルス流行前の2019年同月比でも3・1%増となった。このうち外国人は前年同月の約19倍の6578人で、19年同月比では15・3%減。

【ウクライナへ帰国へ】ロシアによる侵攻を受け、ウクライナから洋野町に避難しているロハチョーバ・レーナさん(47)と次男ウエノ・セミョン君(8)、三男ウエノ・マクシム君(8)が帰国することになった。26日、町が発表した。3人は、5月2日に出国し、ポーランド経由でウクライナに戻る見込み。

【年度内に品種登録へ】青森県産業技術センターは26日、野菜研究所(六戸町)が開発を進める、ナガイモの有望系統「青野ながいも1号」について、本年度内の品種登録出願を目指すと明らかにした。従来の品種より品質が優れ、形がそろっているなどの特性がある。新品種の導入により、全国トップの座を北海道と争う、県産ナガイモのブランド力向上が期待される。

 
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