Free江戸の参勤交代を疑似体験 八戸藩伝来すごろく楽しむ

南部光隆さん(左)に教わりながら、すごろくを楽しむ参加者
南部光隆さん(左)に教わりながら、すごろくを楽しむ参加者

久慈市のNPO法人北さんりく創研(日當光男筆頭理事)は17日、八戸市文化教養センター南部会館で、八戸藩南部家に伝わる「参勤交代道中双六(すごろく)」の体験会を開いた。八戸市での開催は初。参加者はすごろくを楽しみながら当時の各地の風土に思いをはせた。

 参勤交代道中双六は、かつて藩主が若君に参勤交代のイロハを教えるため、江戸末期に作られた。八戸を出発して「東都」と記された江戸を目指す169里(約664キロ)の道中が描かれ、振り出しからさいころを二つ、宇都宮から先は一つ振って進む。体験会は16日に久慈市でも行われた。

 八戸会場には32人が参加。八戸藩南部家16代当主の南部光隆さん=埼玉県在住=がルールや各升について解説した。100ほどの升には宿場町が落とし込まれており、南部さんが土地の歴史や名産を紹介すると、参加者は興味深そうに耳を傾けた。

 参加した八戸工大一高3年の奥井ゆうかさん(17)は「聞いたことのない地名がたくさん出てきて勉強になった。さまざまな説明の中でも民話が特に興味深かった」と昔の遊びを堪能した様子だった。

 南部さんは「八戸の皆さんに楽しんでもらえてうれしい。すごろくを通し、それぞれの土地の文化や歴史を知ってもらえたのでは」と話した。

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