Free【週間ダイジェスト】1月3~9日

▽県高校スキーが中止
 弘前保健所管内での学校クラスター(感染者集団)発生に伴って、青森県教委が部活動の対外試合禁止を県立学校などに求めたのを受け、県スキー連盟は5日、大鰐町内で11日開幕予定だった県高校スキー大会の中止を決めた。同連盟によると、雪不足の影響以外での同大会中止は初めて。

 ▽大間産マグロは2084万円
 東京・豊洲市場で5日、「初競り」が開かれ、208・4キロの大間産クロマグロがこの日最高値の2084万円で競り落とされた。大間漁協所属の第68幸福丸(19トン、田中稔船長)が漁獲した。

 ▽富士屋ホテルは売却
 十和田観光電鉄は5日、昨年9月末に閉館した十和田市中心街の旧十和田富士屋ホテルについて、土地と建物を約300万円で売却したと発表した。購入したのは同市の社会福祉法人生きがい十和田(山端政博理事長)で、新たな社会福祉事業所として活用を目指す。

 ▽年末年始の利用者が過去最低
 JR東日本盛岡支社は6日、年末年始(昨年12月25日~1月5日)の管内の利用状況を発表した。東北新幹線盛岡―八戸間の利用者は上下合わせて10万7千人(前年同期比65%減)。新型コロナウイルスによる外出控えで、統計を開始した1988年以降、利用者数は過去最低で減り幅も最も大きかった。

 ▽三沢でクラスター発生
 青森県は6日、県内で新たに14人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち4人は感染者が出て県が店名を公表した三沢市の飲食店「オフザウォール」の利用客または従業員。店の感染者が12人となり、県はクラスター(感染者集団)が発生したと判断した。

 ▽八戸で7年ぶりに積雪40センチ超
 低気圧が急速に発達しながら東北地方を通過した影響で、北奥羽地方は7日夜から8日未明にかけて猛吹雪に見舞われた。八戸では7日午後11時に最深積雪44センチを観測し、2014年2月以来、7年ぶりに40センチを超えた。風も強まり、十和田では7日午後9時20分に最大瞬間風速27・8メートルを記録した。

 ▽東通で成人式
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って各地で成人式の延期、中止が相次ぐ中、青森県南地方では唯一となる成人式が9日、東通村で行われた。村は県外からの出席者に2度のPCR検査を求めるなど、感染対策を徹底。新成人からは「一生の思い出になる」などと晴れ舞台を準備した関係者への感謝の声が聞かれた。

 
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