Free【新型コロナ】プレハブ診療所、来週にも受け入れ可能に/三沢病院

診察所のプレハブ内部と説明をする鈴木一広内科医長=13日、三沢市立三沢病院
診察所のプレハブ内部と説明をする鈴木一広内科医長=13日、三沢市立三沢病院

新型コロナウイルスの感染症対策で、三沢市立三沢病院は13日までに病院敷地内西側の駐車場に、感染の疑いのある患者を診察するためのプレハブを設置した。資機材の準備はほぼ整い、保健所の許可が下りれば来週にも患者を受け入れることができる。
 感染の疑いのある患者と一般の患者との動線を分けるための措置。同病院は感染症指定医療機関ではないが、青森県内で感染が拡大し、一般医療機関でも診察が必要となった際に、保健所などから要請を受ければ診察が可能となる。
 プレハブはカルテの作成や手続きを行う受付、パーティションで区切られた待合所、エックス線検査などを行える診察所の三つからなる。患者は院内を通らずに駐車場から直接移動して診察できる。
 鈴木一広内科医長は「プレハブの設置で院内感染のリスクを避けることができる。県内でも感染が広まる可能性があるので今後も準備を進めていきたい」と話している。
診察所のプレハブ内部と説明をする鈴木一広内科医長=13日、三沢市立三沢病院

 
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