Free三八、むつ管内にインフル警報 青森県内の患者2週ぶり増
青森県は28日、新たに八戸市・三戸地方とむつの2保健所管内にインフルエンザ警報を出した。県がまとめたインフルエンザ発生状況によると、18~24日の1週間に県内60定点医療機関から報告があった患者数は1863人(前週比64人増)で、1定点当たり31・05人(1・07人増)となり、2週ぶりに増加。上十三など3管内の警報と五所川原の注意報を継続した。
管内別の1定点当たりの患者数は八戸市・三戸地方が32・00人(6・00人増)、むつが36・50人(19・67人増)となり、警報レベル(基準値30人)に達した。むつは11月中旬に解除されて以来、今シーズン2度目の警報の発表となった。
上十三は55・33人(6・22人増)、弘前が23・31人(1・15人減)、青森市・東地方が22・92人(10・16人減)、五所川原が21・71人(7・29人減)だった。
地域によって増減にばらつきがあるものの、全管内で警報や注意報の基準を上回る状態が続いている。