八戸市は、医療機関の多くが休診する年末年始に発熱し、受診の必要性を感じた際の対応について、かかりつけ医や発熱外来対応の医療機関を受診できない場合、市感染症コールセンターなどに電話で相談するよう呼びかけている。

　同市・三戸地方保健所管内に２８日、インフルエンザ警報が発令されたことや、新型コロナの患者数も微増傾向が続いていることから、年末年始に医療体制がひっ迫し、患者が受診しづらくなる恐れがあるため。

　市こども健康部保健総務課の北村政則課長は「年末年始は帰省などで、大人数で集まる場合も増えると思う。感染予防を心がけてほしい」と話し、引き続き、手洗いや手指消毒、マスク着用、換気などの感染対策のほか、受診する際のマスク着用を呼びかける。

　同市田向３丁目の市休日夜間急病診療所を受診する際も電話受け付けが必要。３１日～１月３日の診療時間は、正午から午後１１時（発熱外来受付は同１０時まで）となる。それ以外は同７～１１時。

　問い合わせは、市新型コロナウイルス感染症コールセンター＝電話０１７８（８０）７８７８、青森県新型コロナウイルス感染症総合電話相談＝電話０５７０（０６５）９６５＝、市休日夜間急病診療所＝電話０１７８（２０）７６５１＝へ。