衆院3補選、投票始まる
衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選挙の投票が28日午前始まった。即日開票され、同日深夜までに大勢判明の見通し。島根1区は与野党対決の構図。自民党は派閥裏金事件などの逆風を受け、東京15区と長崎3区で候補を擁立せず不戦敗となった。結果は岸田文雄首相の政権運営に影響する。
島根、長崎両県の選管によると、午前10時現在の投票率は島根1区9・17%、長崎3区6・33%で、21年衆院選の同時刻を0・11ポイント、4・00ポイントそれぞれ下回った。
東京15区は、無所属新人の作家乙武洋匡氏(48)=国民推薦、日本維新の会新人の元会社員金沢結衣氏(33)=教育推薦、立憲民主党新人の元江東区議酒井菜摘氏(37)、諸派新人の大学客員教授飯山陽氏(48)ら計9人が立候補した。
島根1区は、自民新人の元中国財務局長、錦織功政氏(55)=公明推薦、立民元職の亀井亜紀子氏(58)の一騎打ち。
長崎3区は、立民前職の山田勝彦氏(44)=社民推薦、維新新人の学習塾経営井上翔一朗氏(40)=教育推薦=が出馬した。