岐阜・池田町長のセクハラ認定

 記者会見する第三者委員会の幅隆彦弁護士(中央)ら=24日午前、岐阜県池田町役場
 記者会見する第三者委員会の幅隆彦弁護士(中央)ら=24日午前、岐阜県池田町役場
 岐阜県池田町の女性職員らが岡崎和夫町長(76)からのセクハラ被害を訴えていた問題で、町が設置した第三者委員会は24日、複数のセクハラがあったと認定する調査報告書を町に提出した。岡崎氏に対し「言動を内省し改善する態度が見受けられない」として辞職するよう求めた。

 報告書によると、第三者委は職員や元職員の計約840人を対象としたアンケートを実施。女性10人がセクハラ被害を訴えるなどした。その後、当事者らへの聞き取りを踏まえ、岡崎氏に体を触られたり、抱きつかれたりする被害があったことを確認した。

 岡崎氏は町職員を経て、2003年町長選で初当選し、現在6期目。