中南米で日系人強く自覚70%台

 外務省が中南米のアルゼンチン、メキシコ、キューバに住む日系人2~4世を対象にアンケートを初めて実施したところ、日系人としての自覚を強く持つとする回答がいずれも70%台に達した。世代交代など変化の途上にあるものの、日本とのつながりを意識する日系人が多い実態が浮かんだ。

 外務省は「ルーツを意識する日系人は多い。次世代も含め、連携を深めていく施策を推進することが有意義だ」と分析している。

 日系人としての自覚について「とてもある」「かなりある」を合わせた回答は、アルゼンチン79%、メキシコ72%、キューバ76%だった。