政権奪還へ、民主党候補者討論会

 12日、米民主党の第3回候補者討論会でバイデン前副大統領(左)と話すウォーレン上院議員=テキサス州ヒューストン(ロイター=共同)
 12日、米民主党の第3回候補者討論会でバイデン前副大統領(左)と話すウォーレン上院議員=テキサス州ヒューストン(ロイター=共同)
 12日、米南部テキサス州ヒューストンで開かれた民主党討論会で登壇した候補者ら(ゲッティ=共同)
 12日、米南部テキサス州ヒューストンで開かれた民主党討論会で登壇した候補者ら(ゲッティ=共同)
 【ヒューストン共同】来年の米大統領選で政権奪還を目指す民主党の第3回候補者討論会が12日、南部テキサス州ヒューストンで開かれた。同州で8月に相次いだ銃乱射事件を受け、銃規制強化策で積極姿勢を示さないトランプ政権との違いをアピールした。参加者は支持率首位のバイデン前副大統領を中心に計10人に絞り込まれたが、混戦状態は続く。

 今夏にはテキサス州などで銃乱射が起き犠牲者が増加、銃規制強化を求める世論が高まっているが、トランプ政権は対応策を示していない。バイデン氏は「殺傷能力の高い銃を町中から撤去する」と述べ、戦場で使われるような銃を政府が買い戻すと強調した。