生成人工知能(AI)を活用できる職員の育成を目指し、八戸市は8日、同市のデーリー東北ホールで「AI・DX人材育成研修」をスタートした。全5回の予定で初回は職員15人が参加し、AIを活用した業務アプリ開発のノウハウを学んだ。
市は、これまでもデジタル人材の育成を目的とした研修会を開催してきたが、AIの急速な普及に対応するため、より高度で実践的な内容に拡充。国の地域未来交付金を活用し、本年度から3カ年で専門人材の育成を目指す。
初回はデーリー東北新聞社DX事業部の十文字孝太部長が講師を務め、AIの安全な使い方などを解説。参加者はAIで手書き帳票を読み取り、台帳に転記してPDF形式で出力する操作などを体験した。
参加者からは「紙の資料が多いので、活用できれば作業を削減できそう」「住民情報を扱うので慎重に運用しなければ」などの感想が聞かれた。
市は、研修の成果を各課へ波及させ、行政サービスのDXを加速させる方針。市デジタル推進室の古里陽一室長は「職員が少なくなる中、生成AIを使わざるを得ない時代が来ており、先取りして導入したい」と意欲を示した。

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