青森県は2日、良好な景観づくりに貢献している建築物や地域活動を対象とする「第18回ふるさとあおもり景観賞」の表彰式を青森市で開き、民間建築物部門で最優秀賞に輝いた、デーリー東北新聞社の子会社「DTプロジェクト」が運営する「ミチル種差」(八戸市)と、地域づくり活動部門で同じく最優秀賞を受賞した「桜沼ワクワク実行委員会」(五戸町)の関係者らをたたえた。
ミチル種差は、種差海岸芝生地前にあるレストラン棟と宿泊棟の複合施設。桜沼ワクワク実行委は、桜沼公園を拠点に幅広い世代を巻き込んで地域おこし活動を続けている。
表彰式では新屋孝文県土整備部長が、DTプロジェクトの荒瀬潔社長、桜沼ワクワク実行委の中里政廣副会長にそれぞれ賞状を手渡した。
講評で弘前大の北原啓司特任教授はミチル種差について、三陸復興国立公園の景観との調和を強調。「地域の個性を伸ばすため、丁寧に考えられた建築物。満場一致で(最優秀賞に)選んだ」とした。
桜沼ワクワク実行委に関しては、複数の団体が緩やかに連携し、長年活動を続けている―とした上で「地域づくり活動部門の過去の受賞団体の中でも、ナンバーワンとも言える素晴らしい活動だ」と評価した。
景観賞の受賞者は5件。エイト技術(八戸市)が設計して土木施設部門で特別賞となった青森市スポーツ広場など、各部門の特別賞も表彰した。
同日は表彰に続いて景観フォーラムも開催。まちづくりや景観学習に取り組む県内外の関係者による講演やパネル討論を通じ、参加者がふるさとの景観について課題や展望を探った。






