岩手大で5月28日、デーリー東北新聞社の広瀬知明社長が学生に向けて講演した。不透明で変化の激しい時代の中、泥臭い経験を重ね、多くの人と信頼関係を築いて―と語りかけた。
キャリアを考える講義で同大出身の広瀬社長は「自分だけの軸をつくろう」と題し講演。同大に進学した理由、学生同士の交流イベントを開催した経験を振り返り、デーリー東北新聞社での記者や事業部門などキャリアの変遷を紹介した。
仕事をする上でコミュニケーションと信頼関係を重視していると説明。キャリアの転機について「新しいことへの挑戦で心に火がつく」「新たな景色や気づきがある」と述べ、前向きに捉えるべきだと述べた。
後輩たちに▽「問いを立てる力」を養おう▽「泥臭い経験」を重ねよう▽「信頼関係を築く力」を磨こう―の3点を呼びかけた。汗をかいたリアルな体験の中に人工知能(AI)に代替されないアイデンティティーが生まれると強調した。
質疑応答で学生からは「これまでの経験を生かし、自分の軸をつくっていきたい」「興味がなかったことにも取り組み、熱中できるものを見つけたい」との発言があった。



