八戸南部家旧蔵と伝わる「博物標本資料」の謎に迫るシンポジウム「お殿様の宝物」(八戸市博物館主催)が19日、市総合福祉会館で開かれる。同資料は、八戸藩の藩主が集めたとされるが、詳しいことは分かっていない。今年1月にテレビ番組で「お殿様の秘宝」と取り上げられたことでにわかに注目を集めており、同日は各界の専門家が学術的意義やコレクションされた背景を探る。
同資料は、9代藩主南部信順(のぶゆき)が収集したとの説が有力。天狗(てんぐ)と人魚のものと伝わるミイラや鉱物、生薬など500点ほどある。ミイラは動物の骨などを組み合わせて作った物と判明しているが、元々の持ち主や収集の目的、入手経路などの詳細は不明のままだ。同市の郷土史家の手などを経て、現在は市博物館が所蔵している。
1月にNHKのテレビ番組「歴史探偵」で特集。19日は同番組に出演し、調査に参画した大阪大総合学術博物館の伊藤謙氏(生薬学)や日本モンキーセンター付属世界サル類動物園の下村実氏(動物学)らがさまざまな見地から意見を交わす。
入場無料。時間は午後1時~3時。150人を募集し、定員になり次第締め切り。
申し込み、問い合わせは市博物館=電話0178(44)8111=へ。


