Free「11ぴきのねこ」一日郵便局長 限定印の押印、ファンと記念撮影も 

とらねこたいしょう(左)から限定通信日付印の押印を受ける来局者
とらねこたいしょう(左)から限定通信日付印の押印を受ける来局者

2月22日の「ねこの日」にちなみ、三戸郵便局(橋本正俊局長)で同日、記念イベントが開かれた。三戸町出身の漫画家、故馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」に登場する「とらねこたいしょう」を一日局長に任命。限定通信日付印の押印サービスもあり、青森県内各地から訪れたファンを楽しませた。

 同郵便局は2010年から毎年、同様のイベントを実施しており、今回で13回目。例年は幼稚園児のお遊戯やキャラクターによる握手会なども行うが、今回は新型コロナウイルスの感染防止のために規模を縮小した。

 郵便局の窓口に登場したとらねこたいしょうは、押印サービスを依頼する来局者に対応。記念写真を撮影する人もおり、局内は和やかな雰囲気に包まれた。

 五所川原市から訪れた林昌治君(5)は「とらねこたいしょうに会えてうれしい」と笑顔。母親の主婦林舞さん(37)は「郵便局全体でねこをアピールしており、訪れた人を楽しませようという気持ちを感じた」と満足げだった。

 限定通信日付印は、郵送で約1600件の押印依頼があったという。橋本局長は「新型コロナで人同士の交流が減っているので、イベントや手紙で機会を提供できたら」と話した。

 
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