ノルディックジュニアＵ２３世界選手権大会（２２日～３月６日・ノルウェー）に出場する、野辺地町出身の横濵汐莉選手（日大）を応援しようと、母校の野辺地高は１８日、校舎に激励する横断幕を設置した。さらに２年生４６人が、大会での活躍を願ってエールを送った。

　横濵選手は同校スキー部に所属し、１、３年時には全国高校選手権で優勝。大学でも競技を継続し、世界大会で活躍している。今季は北京冬季五輪出場を目指していたが、代表入りを逃した。同世界選手権大会では、１０キロクラシカルとスプリント・フリー、混合団体リレーに出場する予定。

　横断幕は縦約１メートル、横約７メートルで、「出場おめでとう　横濵汐莉選手」などと記されている。１８日は、体育館でエールを送るセレモニーも実施。横濵選手は本年度、同校で教育実習を行っており、その時に受け持った２年生が参加した。

　スキー部の四戸聖奈さん（１７）は「とても尊敬している選手。教育実習でも、とても優しかった」と笑顔。矢崎裕大さん（１７）は「日本のトップレベルの選手として、良い結果を残してほしい」と期待を込めた。