Free【久慈の鳥インフル】高病原性確認、ウイルスは「H5N1亜型」/野鳥の陽性例相次ぐ

久慈市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した問題で、岩手県は16日、高病原性鳥インフルエンザの患畜と確認されたと発表した。ウイルスの型は「H5N1亜型」と特定。発生養鶏場の防疫措置は完了しているが、市内では死んだ野鳥の陽性例が相次いでおり、県は周辺の監視体制を強化している。

 県や農林水産省によると、国の研究機関で疑似患畜の遺伝子解析を実施した結果、高病原性と判断される配列を確認。これを受け、農水省は患畜と判定した。

 一方、県は16日、市内で新たに回収されたオオハクチョウ1羽から、A型鳥インフルの簡易検査で陽性反応が出たと発表。野鳥の簡易検査での陽性確認は市内6例目となった。同じ地域から多数の陽性が確認されていることから、県は野鳥に近づかないよう呼び掛けている。

 
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