Free地鶏の魅力、映像で紹介 町民制作、町役場に展示/六戸

講座で映像制作を学んだ町民らが完成させた動画。六戸町役場庁舎のロビーで展示している
講座で映像制作を学んだ町民らが完成させた動画。六戸町役場庁舎のロビーで展示している

六戸町が企画した「ろくのへクリエイター育成講座」で、映像制作を学んだ町民らの作品が、町役場庁舎1階ロビーで紹介されている。テーマは町の名産品で、町特産地鶏「青森シャモロック ザ・プレミアム♯6(ナンバーシックス)」の魅力を伝える内容。展示は28日まで。

 育成講座は、映像を使って町をPRする人材を育てるのが狙い。市民のクリエイター養成に取り組む、熊本県合志市や石川県内灘町と共同で実施した。

 テレビCMや劇場映画などの制作を手掛ける「ロボット」(東京)が講師となり、昨年9月から11月までの間、オンラインで企画や制作、編集のノウハウを伝えた。

 参加した町民ら10人は、プロのアドバイスを受けながら取材や演出、撮影などを実行。11月の講座最終日に完成品を披露した。

 紹介する作品は3種類で、それぞれ1分程度。特別飼育されるナンバーシックスの高級感をイメージさせる内容に仕立てた。そのほか、授業の様子を伝える資料も展示している。

 参加者の1人で、自身も青森シャモロックを育てる六戸町犬落瀬権現沢、農家下田正平さん(36)は「映像制作を通じて視点が広がり、シャモロックの売り方をより深く考えるきっかけになった」と講座を振り返り、「機会があればまたPR動画を作ってみたい」と話した。

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