Free週間ダイジェスト(2月6~12日)

▽一般会計2・3%減7922億円、岩手県22年度当初予算案
 岩手県は7日、2022年度一般会計当初予算案を発表した。総額は前年度当初比2・3%減の7922億円で、7年連続の減少。新型コロナウイルス対応分を含む通常分は前年度当初をわずかに上回った一方、東日本大震災対応分は復興事業の進展に伴い大幅減となった。

 ▽役員改選日程案また否決
 青森県農協中央会の定例理事会が8日、青森市で開かれ、次期理事・監事の改選日程案が提案されたが、賛成少数で否決された。理事職務執行者8人のうち、津軽側の4人が賛成、県南側の4人が採決を棄権した。県南側のつがるにしきた農協で1月末、組合長交代があってから初めての理事会となったが、進展は見られなかった。

 ▽青森県で最多498人コロナ感染
 青森県は9日、県内で498人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者数としては過去最多。八戸市でも過去最多となる120人の感染が確認された。

 ▽青森県内の私立高で入試
 青森県内の私立高校17校で9日、一般入試が行われた。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大が止まらない中、受験生は感染予防策を講じて試験に臨んだ。合格発表は16日。

 ▽東北銀、統合解除
 山形、秋田両県の地方銀行を傘下に持つフィデアホールディングス(HD、仙台市)と東北銀行(盛岡市)は10日、昨年7月に公表した経営統合に関する基本合意の解除を決めたと発表した。経営戦略の方向性や企業統治体制で見解に相違があったと説明している。

 ▽青森県内2月の感染者数、月別で最多に
 青森県は11日、県内で491人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者数としては9日の498人に次いで過去2番目に多い。2月の感染者は累計4558人となり、月別で最多となった1月の感染者4141人を上回った。

 ▽久慈の養鶏場で鳥インフル
 久慈市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生した問題で、岩手県は12日、より精度の高い遺伝子検査でも陽性が確認されたとして、発生養鶏場の肉用鶏約4万5千羽の殺処分を開始した。24時間以内の完了を目指している。県内の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたのは初めて。県は防疫措置の迅速な実施や被害の拡大防止に全力を挙げている。

 
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