Free三陸の海の幸、グルメ漫画で魅力紹介 ラーメン編に続く第2弾ガイド本

三陸沿岸の海鮮料理を紹介するガイドブック「マンガ・グルメ三陸街道(海の幸編)」
三陸沿岸の海鮮料理を紹介するガイドブック「マンガ・グルメ三陸街道(海の幸編)」

三陸沿岸の5商工会議所で組織する三陸グルメプロジェクト実行委員会(会長・山王敏彦久慈商議所会頭)が、ガイドブック「マンガ・グルメ三陸街道(海の幸編)」を作製した。昨年3月に発行して好評を得た「ラーメン旅情編」に続く第2弾。前回同様に漫画家なかはら・ももたさん(千葉県在住)が、5市の人気店で海鮮料理を食べ歩き、オリジナルのグルメ漫画で海の幸のおいしさを伝えている。

 ガイドブックはB5判で72ページに及ぶ。昨年12月に全線開通した三陸沿岸道路の利用促進と、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける飲食業の活性化を図るのが狙い。八戸、久慈、宮古、釜石、大船渡の5商議所と岩手県が連携した。

 なかはらさんは昨年7月下旬、5市の計10軒を巡った。八戸市では八食センター、魚食家きんき、久慈市では輝寿し、大衆割烹(かっぽう)弥次喜多を訪ね、各店自慢の生サバのしゃぶしゃぶ、北三陸産のカキ、鯨の刺し身などの海鮮料理を堪能。口に含んだ瞬間の衝撃、店主とのやり取り、店内の様子などをユーモアたっぷりに表現している。

 漫画で描いた10店以外にも、人気店約60店を集めたページも設けた。お薦め料理や住所、電話番号、定休日、営業時間を写真入りで紹介し、分かりやすい地図も併記した。5市の話題、特産品、地酒なども取り上げている。

 第2弾発行について、なかはらさんは「三陸海岸のお店のおいしい料理とお酒を堪能し尽くさせていただき、この海で取れる海鮮の最高さを伝えたいと思いました」と話している。

 ガイドブックは計1万5000部発行。5市の観光施設や道の駅などで無料配布する。実行委事務局(久慈商議所)は「三陸沿岸道路が開通して所要時間が短くなった。お店に足を運んで、各地域の自慢料理を食べてほしい」とアピールしている。

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