Free夜の街照らす癒やしの光 奥入瀬ランプ工房MISAWA支店

道行く人に温かい光を届ける店内のひょうたんランプ
道行く人に温かい光を届ける店内のひょうたんランプ

優しく輝く温かい光―。12月初旬から翌年4月末にかけての期間限定で、三沢市中心部で営業する奥入瀬ランプ工房MISAWA支店(同市桜町2丁目)。店内に飾られた数多くのひょうたんランプは毎晩、窓越しに夜の街を照らし、人々の心を和ませる“オアシス”となっている。経営する起田高志さん(40)=十和田市=は「通りすがりの人にも癒やしを感じてもらえたらうれしい。店内では癒やしの空間を無心で感じてほしい」と目を細める。

 十和田市の奥入瀬モスボール工房が運営する奥入瀬ランプ工房(同市)の支店で、2019年12月に開店。奥入瀬渓流に生息するコケの造形美をモチーフにした、ひょうたんランプを制作、展示・販売している。

 閉店後や休業日は窓のカーテンを開け放ち、常設展示会として、店内のランプの魅力を窓越しに紹介。夜はランプを点灯、「明かりの森」(起田さん)のような雰囲気を演出している。

 営業中の店内は、300点前後の大小さまざまなランプの明かりがともり、外とは異なる幻想的な空間。今季からは、小さなひょうたんランプが大きなひょうたんの中で輝く新商品「ひょうたんDome(ドーム)」が加わった。

 個人や団体での制作体験もできる(料金1人5千円~)。起田さんは「ここは唯一無二の空間。ゆっくりと眺めるだけでも、店に来てもらいたい」と語る。

 今季は4月24日まで営業。営業日は毎週月、金、土、日曜日。時間は午前10時~午後4時。制作体験は事前予約を推奨する。

 問い合わせは、奥入瀬モスボール工房=電話080(2165)7454=へ。

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