三戸町で４００年続くとされる「三戸名物元祖まける日」が５日、同町中心街で開かれた。各店舗が特別セールを行い、買い物客でにぎわいを見せた。

　新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続いて２日間の日程を１日に変更。餅まきや空き店舗を使ったイベントは行わず、２店舗以上で３千円の買い物をするたびに１回挑戦できる福引抽選会を実施した。

　日中は雪が降ることもあったが、抽選会会場には買い物を終えた人が続々と訪れ、抽選器を回して一喜一憂。先着１００人には町産米が贈られた。

　町立三戸小３年の遠藤汐蘭さん（９）は「いろいろな景品が当たってうれしい。抽選器を回すのも面白かった」と笑顔を見せた。

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