Free伝統のみそ玉作りに挑戦 八工大生と工大二高生ら

地域住民に教わりながらみそ玉作りに挑戦する学生ら
地域住民に教わりながらみそ玉作りに挑戦する学生ら

八戸工業大と八戸工大二高の学生や生徒ら6人が6日、八戸市南郷島守の「島守うえの館」で、みそ玉作りに挑戦した。地域住民に教わりながら夢中で作業に打ち込み、伝統の手法を学んだ。

 同大工学部生命環境科学科の星野保教授がプロジェクトリーダーとなって進める「しまもりSDGs実践プロジェクト」の一環。地域資源の発掘に向けて活性化に取り組む「ふるさとルネッサンス(上野大輔代表)」と共同で開催した。

 参加者は、ゆでた大豆をビニールシートの上から足で踏みつぶしてから、球状に丸めて、わらにくくりつけた。慣れない作業に苦戦しながらも、みそ玉を次々とこしらえ、屋内と屋外に分けて干した。

 みそ玉は1週間に1個ずつ大学へ持ち帰り、干した時間や環境の違いによって、みそ玉の菌類やその働きに違いが生じるのかを研究する予定。

 同高2年の梅村香凛さん(17)は「将来、食の勉強をしたいと思って参加した。みそ玉に触れたことがなかったので、良い経験になった」と話した。

 同大4年の若松真央さん(22)は「昔の体験をして地域の方と交流できたのが楽しかった。今後、後輩にもみそ玉の作り方に興味を持ってほしい」と期待を込めた。

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