北京冬季五輪男子バイアスロン競技に初出場中の枋木司選手（３０）＝東北町出身、自衛隊＝を応援しようと、町内で応援の立て看板や横断幕の設置が進んでおり、町民が大舞台での活躍に期待を寄せている。

　看板などの設置は、枋木選手が五輪代表に決まった１月末から徐々に始まった。上北町商工会と東北町商工会ではそれぞれ、会員らの発案で青い森鉄道の駅前などに看板を取り付けた。

　同町乙供の丸吾商工の店先には、従業員らで資金を出し合って作った横断幕を掲げている。会長の乙供吾一さん（８５）は「地元出身の選手の晴れ舞台で、少しでもエールを届けたい」と思いを託す。

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