Free“総選挙”1位で感謝セール おおのミルク工房、13日まで

「全国1位は地元の応援あってこそ」と喜びを語る社員
「全国1位は地元の応援あってこそ」と喜びを語る社員

昨年12月から1月にかけ、オンラインで開催された「第3回全国ヨーグルトサミットinいわて」の「ヨーグル党総選挙」で、洋野町のおおのミルク工房(塩倉康美社長)が1位に輝いた。同社は地元ファンに向け、エントリー商品「おおのミルク村のむヨーグルト」の感謝セールを展開している。13日まで。

 サミットは実行委員会などが主催。総選挙は、甘い「カ党」に同社を含む15社、甘くない「ム党」に19社が参加し、各社1品ずつを出品。8616人が各党から1品ずつを選んだ。

 初参加の同社は、2014年に販売開始した飲むヨーグルトが再注目されることを願って“立候補”。粘度が高く濃厚でありながら飲みやすく、1527票の支持を集めて1位となった。

 専務の浅水巧美さんは、総選挙を通して多くの応援が寄せられたことに触れ、「新鮮な生乳を搾ってくれる酪農家、良い商品を製造しPRする社員、ファンの思いがうれしかった」と顔をほころばせる。

 第1弾セールは、同町おおのキャンパス内の「ゆうきセンター」と、久慈市中央1丁目の「花野果(はなやか)」の2カ所で展開。150ミリリットル、750ミリリットルの同商品をそれぞれ50~120円程度値下げする。浅水さんは「まずは地元に感謝を伝えたい。多くの方に味わってほしい」と呼び掛ける。

 今後はオンラインショップでのセールも予定しているほか、インスタグラムなどで情報発信も続ける。

………………………………………
※地域のニュースはデーリー東北で。アプリはこちら。
https://www.daily-tohoku.news/user-guide-app

 
お気に入り登録