Freeのへじ検定、合格するぞ 町内の小中高で受検対策講座

鈴木幹人副会長(右)から野辺地町の歴史や文化について学ぶ児童
鈴木幹人副会長(右)から野辺地町の歴史や文化について学ぶ児童

野辺地町文化財保護審議会は28日、ご当地検定「のへじ検定」の実施に向け、町内の小、中、高校での受検対策講座をスタートさせた。初日は町立若葉小の6年生40人が講義を受け、郷土の歴史や文化などについて知識を深めた。

 同検定は、町に関する学習を通して、郷土に対する愛着や誇りを再認識してもらい、野辺地の魅力を多方面へ紹介できる人材を育むために行っている。

 学校関係では本年度、町内の小中学校に加え、野辺地高が初参加。いずれも2月中に検定を行うという。一般も2月中に実施予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。

 講座は検定対策のために実施。28日は、同審議会副会長の鈴木幹人さんが若葉小を訪問し、児童に出題範囲となる町の歴史や文化財を紹介した。子どもたちは北前船やのへじ祇園まつり、常夜燈などについて学習した。

 同校の検定は2月4日に実施予定。講座を受けた岩﨑凜人(りひと)君(12)は「知らないこともあって勉強になった。検定に合格できるよう頑張りたい」と話した。

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