４日に開幕する北京冬季五輪男子バイアスロン競技に初出場する枋木司（東北町出身、自衛隊）を激励しようと、東北町は１日、役場庁舎に懸垂幕を設置、お披露目した。同町在住の父義弘さん（５７）は「町から応援してもらえるのは光栄。本番では悔いなく走ってもらえれば」とエールを送った。

　懸垂幕は縦１０メートル、横９０センチで、本庁舎と分庁舎（旧上北町）に設置した。本庁舎ではお披露目に当たって、長久保耕治町長が「コロナで疲弊する町に希望を与えてくれるような活躍を見せてくれれば」と大舞台での活躍に期待を寄せた。

　枋木の妻桂（かつら）さん（３２）と長女詠ちゃん（１）＝札幌市在住＝も駆け付けて立ち会った。桂さんは「現地に行けないのが残念だが、テレビ越しに娘と一緒に応援したい」と話していた。

　枋木は５日の混合リレーを皮切りに５種目に出場する予定。

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