Free【活写・下北ジオパーク】ふぶきでも寄り添えば温か/北限のニホンザル

身を寄せ合い寒さをしのぐニホンザル=30日、むつ市脇野沢
身を寄せ合い寒さをしのぐニホンザル=30日、むつ市脇野沢

国の天然記念物で下北半島に生息する「北限のサル」が、身を寄せ合い寒さをしのいでいる。むつ市脇野沢の「野猿公苑」では真冬日となった30日、ふぶきの中、親子が猿団子になり、子ザルが母ザルの乳をせがんだり、毛繕いしあったりする様子が見られた。

 下北半島のニホンザルは、日本のみならず世界で最も北に生息するヒト以外の霊長類とされ、同市や佐井村などで千頭以上が野生に暮らす。

 野猿公苑では約50頭のニホンザルが飼育されており、愛らしい姿を気軽に見ることができる。

 
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