Free週間ダイジェスト(1月23~29日)

▽二戸市長選で藤原氏3選
 二戸市長選は23日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の藤原淳氏(69)が7788票を獲得、無所属新人で元市議の西野省史(しょうし)氏(82)に5237票の大差をつけて3選を果たした。投票率は46・71%で、2006年の前回を28・97ポイント下回り、過去最低となった。

 ▽岩手が県独自の緊急事態宣言
 岩手県は23日、直近1週間で人口10万人当たりの新型コロナウイルスの新規感染者数が県全体で15人を超えたとして、県独自の「岩手緊急事態宣言」を出した。感染リスクの高い場所への外出自粛や、まん延防止等重点措置区域への不要不急の移動を極力控えることなどを県民に求めた。

 ▽青森県へのまん延防止適用決定
 政府は25日、新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づくまん延防止等重点措置を青森など18道府県に追加適用すると決定した。期間は27日から2月20日まで。これを受け、青森県は25日、感染抑止策を発表。新規感染者数が突出している弘前市が対象で、期間中は食品衛生法上の営業許可を受ける飲食店に営業時間を短縮するよう要請した。県への重点措置適用は初めて。

 ▽青森、みちのく両行の経営統合承認
 2024年度の合併を目指す青森銀行とみちのく銀行は26日、青森市の本店でそれぞれ臨時株主総会を開き、今年4月1日に共同持ち株会社「プロクレアホールディングス(HD)」を設立し、両行が傘下に入り経営統合することを承認した。

 ▽青森県で過去最多383人感染
 青森県は27日、県内で383人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者数は、2日連続で過去最多を更新した。

 ▽八戸えんぶり、一斉摺り中止へ
 今年の八戸えんぶり(2月17~20日)を巡り、地域のえんぶり組で組織する八戸地方えんぶり連合協議会は28日、八戸プラザホテルで臨時総会を開き、八戸市中心街で開催予定の一斉摺(ず)りに参加しない方針を決めた。青森県内で新型コロナウイルスの感染が急拡大している状況を踏まえ、門付けも禁止する。えんぶり組が不参加の意向を示したことで、一斉摺りは実施が困難となった。

 ▽岩手で過去最多156人感染
 岩手県は29日、過去最多となる156人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。累計感染者数は4497人となった。

 
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