天鐘(1月27日)

昭和の冬、炬燵(こたつ)を離れ、冷たい寝床に入るにはかなりの覚悟が要った。だが、母がいつの間にか行火(あんか)や湯たんぽを入れておいてくれた。毎晩、当たり前のようにその温もりに抱かれ、心地いい眠りに就いたのは遥か昔の事だ▼思い出してネットで.....
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